スタッフ歳時記

紅葉狩り なぜ「狩り」?

紅葉狩りは山野に出かけて紅葉を鑑賞することですが、「狩り」が草花などを愛でる意味でも使われるのは平安時代の貴族に関係すると言われます。当時の貴族は歩くことを下品と考えて、牛車で外出することが多かったようです。ですが山道を牛車で上って花や紅葉を愛でることは難しい。なので狩猟であれば歩いて出かけるのもおかしくないと、狩りに見立てて出かけたそうです。人はなぜ紅葉に惹かれるのでしょうね。

うろこ雲が出たら、3日のうちに雨が降る?!

これから天気が悪くなる「うろこ雲」のことわざは、7割当たっているそうです。イワシ雲やサバ雲と呼ばれるうろこ雲(巻積雲)は発生場所が高く1つ1つが小さいのに比べ、ひつじ雲(高積雲)は低い場所に発生しモコモコと雲が厚いため底に影があります。「うろこ雲」は秋の季語ですが、ほぼ年中見られます。

「亥の子祭り」ご存知ですか? 東予でみつけた小さな亥の子神社

亥の子が盛んな愛媛県だそうです。万病除去、子孫繫栄を祈り、五穀豊穣を祝います。子供たちが各戸を回り、亥の子の歌を唄いながら、亥の子石で地面をつく昔からの行事です。子供たちにはお菓子が振舞われます。日本版ハロウィーンですね。

銀杏の葉を見て楽しもう♪

ズボン型は雄、スカート型は雌というのは俗説で、葉の形では全く見分けられないそうです。ただし雌の葉は光合成して実をつけるため雄より2割大きいようです。大きな葉は風の抵抗を減らすためスリットが入る手のひら型に、テクノロジーさえ感じます。

金木犀 今年は1週間遅れで満開になりました

子どもの頃から、慣れ親しんだ甘くふくよかな芳香が漂う季節になりました。
松山では秋祭り(10月7日)を教えてくれる花木です。